Investment Philosophy ~投資哲学~

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注意
ここに記述する投資哲学はあくまで個人の意見であり、
誰かに意見を押し付けるものではなく、また、正しさを主張するものではありません。
でも、ここに書いてある事を論破するほどの哲学をお持ちの方が居たら是非メールを下さいw
参考にさせて頂きます。
また、これはシステムトレード用の投資哲学ですが、裁量トレードにも通じる所があると思います。

相場で勝つという意味 100円で買って110円で売れたら勝ち?そんなのは結果であり、現象であり、ただのノイズです。
勝つということは、自分が買った後に必ず買う“人”が居るトレードをする事です。
別の方向から言うと、買わざるを得ない“人”に先回りして自分が買う事です。
それが、勝つという事です。
本当にこの基本的な事がわかっていない人が多過ぎです。
20日移動平均のクロスと14日RSIが20以下とストキャスがどうのこうのっていう戦略があったとして
その条件をクリアしたら“誰が”自分より後に買ってくれるんですか?
個人投資家ですか?ヘッジファンドですか?年金ですか?信託銀行ですか?地場証券ディーラーですか?
その想像をしてますか?
よく言われていますよね、「マーケットはこう動くから」・・・。
はぁ?マーケット??お前はマーケットという見えない敵と戦ってるのか?、と言いたくなります。
違います。
相手は全て現実にいる“人”です。
人を無視してマーケットだけを見るなんて、現実逃避もいいとこです。
20日移動平均のクロスと14日RSIが20以下・・・を、
20日移動平均のクロスと14日RSIが25以下・・・にした方が成績良かったからそうする。とか。
その変化に何の意味があるんですか???
そうする事で“誰が”新たに自分の後から買ってくれるんですか?
・・・。
一体自分が何を狙ってるのか正しく言える人が本当に少ないです。
数字だけいじって、フィッティングするのが趣味な人は多く居ますね。

バフェットは、後に人から評価される企業を見つける天才でした。
(いくら財務的に良い会社でも評価されなければ株価は上がりません。)
ソロスは、自分の影響力を考慮し、自分が動いた後に他のヘッジファンドがどう動くかを予測する天才でした。
(自分以外の動きを予測出来なければ、イングランド銀行には負けていたでしょう。)
自分以外の人の行動を考える、その有効性は短期でも長期でも変わりません。
勝手に株価は上がらないし、下がりません。
マーケットは魔物でもなんでもありません。ただの人の集団です。
マーケットと戦ってる人が居たら今すぐ辞めましょう。全て幻想です。
どういう時に負けるか これは簡単です。自分が狙っているエッジが外れた場合です。
それは値がこう動く、と予測してたにも関わらず、動かなかった場合も同様です。
逆に、損失が出ていても、“予想通りの場合は負けではありません”
それは単なるコストです。手数料と同じです。
自分が取ろうとしているエッジにはこの程度の損失が必ず付きものだ、というなら
いくら負けようと、それを長期間引っ張ろうと、何も問題ありません。
リスクを取っているのだから、損失が出るのは当たり前です。
手数料を毎回取られるからといって騒ぐ人は居ません。コストに対する考え方を変えましょう。
そして、想定外の事態が発生した場合は素直に負けを認め、次の戦略に生かせば良いのです。
投資アイディアについて 勝率や利益率は最後の結果です。そこから入る事は絶対にありません。
世の投資家たちを主体別に分けて考え、それぞれがどういった取引をするのかを想像します。
個人は株価を見たり、貸借倍率を見たり、財務を見たり、ニュースを見たり、色々するでしょう。
ヘッジファンドはロングショートをしたり、マーケットメイクをしたりするでしょう。
証券自己ディーラーは先物やデリバティブ等でポジションのヘッジを掛けたり、それそのものでトレードしたりするでしょう。
一体世の中のお金がどう回っているのか、それを想像してますか?
こういう場面ではどういう主体が買わざるを得ない、売らざるを得ない、だから先回りして買う。
そういった金の流れを理解して、その仕組みに沿った上でのアイディア・・・、それこそが儲かる投資アイディアです。
アイディアには、“理由”“根拠”が明確である必要があります。
そうでなければ、今通用しているのかどうか、どうなったら通用しなくなるのか、といった判断が出来なくなるからです。
フィッティングについて 自分がベットしている領域を無視した数字をいじる行為は全てフィッティングです。
何やっても無駄です。
むしろ余計エッジが見えづらくなって状況が悪くさえなります。
明確な理由、ポリシーを持って数字は変えるべきです。
勝率や利益率は単なる結果です。
ポリシーを持って変えた結果、利益率が下がろうとも、それは全く問題ありません。
フィッティングのみを行って、エッジがあるように思いこむ人も大勢居ます。
“どういう理由”で儲かってるのかわかってないのは痛すぎです。
運用環境について アイディアのエッジを100%以上に発揮出来る環境、手法を考えます。
ミリ秒レベルのデイトレードの場合、板乗りが最も早い証券会社を選ぶとか。
寄りで買いを出さなければいけない時には、寄り前の板状況を見て注文量を自動で調節し、
安いとこで寄らせた後に再度成行で残りの注文を出して平均取得単価を下げるとか。
指値を出すシステムの場合、自分の注文が先頭からどれだけの場所にいるかを計算し、
その状況によって指し直したりそのままにしたりを動的に対応するとか。
その場その場の状況を出来る限り想像し、それに対応出来るシステムを作る事が重要です。
些細な事かもしれませんが、これによって運用成績は大きく変わってきます。
アイディアは大局的に見て考え、具現化する場合は究極的な細部にまで拘る事が勝つ事に繋がります。
開発環境について パイロンだとか、トレードシグナルだとか、場合によってはExcelVBAもですが、
上記のアイディアを具現化したり、運用環境を構築するには、
圧倒的に“情報”及び“機能”が足りないと思います。
(考え方の違いであって、各ツール自体を否定しているわけではありません。)
その為に自作のシステムが必要になってくるのです。
アイディアに制約をかけるようなツールはその時点で選択肢に入りません。
開発環境ありきのアイディアではなく、このアイディアを実現出来る環境を自分で作る、という姿勢が大事です。
精神論 本当に勝つ気はありますか?儲ける気はありますか?真剣に考えてますか?
どこかで諦めていませんか?妥協していませんか?努力していますか?
世の中に楽に勝てる方法なんてありません。
現状のままで今後勝てるかどうかは、自分自身が一番わかっているはずです。
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